皆さん子どもに保険ってかけてますか?
子供が小学生になり行動も活発になって、最近は我が子や身近な子の怪我やトラブルの話も多く耳にします。
学校や外出先で親の目の届かないところでの出来事は心配です。
最近、友人の子供のお家でトラブルがあり『痛い出費があった!』という話を聞きました。
家計が苦しい我が家にとってその話は『ウチでもありうる事かも!』と思わずゾッとなってしまう事だったので、
いざという時の為の備えとして子どもに必要な保険にきちんと加入しているのかを見直してみることにしました。
今回は子供のいろんなトラブルに備えておきたい必要な保険を私なりに調べてみました。
実際に我が子も給付された保険がありますのでご紹介したいとおもいます。
備えておきたい子どもの保険は3つ
私個人の意見にはなってしまうのですが、子どもに備えておきたいと思った保障は主に次の3つでした。
1.個人賠償責任保険
2.家財保険
3.傷害保険(ケガの保険)
なんだか聞きなれない保険の名前もありますが、この3つが子供のもしものトラブルに役に立つことがわかりました。
保険を使わないことが一番いいのですが、やはり毎日を安心安全に過ごすためには備えておくといいのかもしれません。
簡単にいうと、
- 『個人賠償責任保険』は相手への補償。
- 『家財保険』はお家の中の補償。
- 『ケガの保険』は子供の怪我の保障。
となっています。
それぞれの保険の説明と必要性をお伝しますね。
友達のものを壊しちゃった!?いざという時使える個人賠償責任保険とは?
私個人の中で一番の備えておきたい保険がこの個人賠償責任保険です。
この保険はどんな時に使えるのかというと、
・お友達と遊んでいる時に他人の車に傷をつけてしまった。
・お友達のものを壊してしまった。
・お友達に怪我を負わせてしまった。
・お友達のお家の窓を割ってしまった。
など。
そして、親の目が届いていないときのトラブルもあると思います。
実際に私の身近であった出来事は、
『ボール遊びをしていて投げたボールが顔に当たり、子供の掛けていたメガネが壊れてしまった』ということがありました。
この時は相手の方の個人賠償責任保険を使って新しいメガネを購入したと聞きました。
この補償が使えるのは結果を予想できなかった出来事、つまり過失による事故が支払い対象になります。
そして加入しておきたい理由がもう一つあります。
それぞれ地域によると思うのですが、小学4年生から自転車で歩道(13歳まで)を走れるようになります。
せっかく歩道を走れるようになったのだから、楽しく自転車に乗ってほしいですよね。
でも、いくら注意をしていても、おこってしまうかもしれないという事故。
例えば、
自転車に乗っている最中に歩行者と接触し、相手の方のけがの状況で損害支払い額が高額になってしまった!ということがおこってしまうかも知れません。
過去にも『自転車に乗っていた子供が歩行者と衝突してしまい、相手の方が植物状態になってしまった』ということをニュースで見たことがあります。
その時の請求額がなんと9500万円!
到底払える額ではありません。本当に怖い!
個人賠償責任保険は、契約者の家族全員が対象になるのでぜひ備えていてほしいと思います。
個人賠償責任保険の加入方法は?
個人賠償責任保険ってどうやって入ればいいの?って思っている方もいると思います。
でも、知らないうちにもう加入済みの方も多いかも知れません。
この個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険、クレジットカードなどの特約として付加することができるようです。
いま一度、自動車や火災などの保険証券を確認してみてください。
個人賠償責任保険が付いていなかった方は、自動車保険や火災保険に追加で加入できます。
その他クレジットカードにも付けることができたり、単体で加入できるものもあるようです。
保障金額設定はいくつかあり、1000万〜3億円・無制限と選べるようですよ。
私個人の意見としては無制限がオススメです。
保険料を見比べて、自分に合うプランを選んでくださいね。
お家の中の被害には家財保険が使える
つい最近の話。
私の友人の子供がお家で留守番をしていると、お家に同じ年くらいの男の子が尋ねてきたらしいのですが、その子が投げたボールが買ったばかりのテレビに当たって壊れたとのこと。
その時のテレビの状態がコチラ↓↓
しかもその後の話がビックリで、その訪ねてきた男の子がマスクをしていて誰だったかわからないっていうんです。(他の子と勘違いしていたようです。)
『えっ!?そんなことってあるの??』と驚きました。
結果、相手がわからないため請求できず・・。
まだ購入して3ヶ月だったのでテレビの保証は聞くのかと思いきや、落下や破損、水濡れ等の外的要因で壊れたテレビは保証の対象外だったようです。
友人もなんとか使える保険はないのかを探したのですが、家財保険の加入をしていなかった為こちらも使えず・・。
泣く泣く自腹で新しいテレビを購入したという話を聞きました。
部屋の中で物が壊れた場合は家財保険の中の『破損・汚損』の部分で使うことができます。
家財保険は故意ではなく、突発的に起きてしまった事故の時に支払われます。
家財保険の加入方法は?
家財保険は単体で入ることもできますが、火災保険の中の特約で付けることもできます。
火災保険は建物を補償するものですが、家財保険は建物の中にある物を補償するものなので、一緒に加入していると火災になった時はどちらも補償してくれます。
火災保険に入っている方は家財がついているか確認してみてくださいね。
月の保険料は大体月1000円ちょっとで加入することができますよ。
転んだ!?つき指!?ヒビでもでますケガの保険
最後に重視したい保険はケガの保険です。
我が家の子供達はお家でも学校でもよく怪我をします。
こちらは私も保険のお世話になったのですが、息子が学校のお昼休み中にドッジボールで突き指。
学校の先生から連絡があり、息子の手を確認したところ浅黒くなって腫れ上がっていました。
次の日病院に連れて行ったところヒビが入っていたことが判明!
この場合は学校内で起こったケガのため、学校で入っている保険からと自身が加入している子供の医療保険のケガの部分から請求し受け取ることができました。
学校の保険は診断書のお金はかからなかったのですが、医療保険の方は診断書をもらうのに3500円かかりました。
ケガの保険の加入方法は?
損保ではケガ単体の保険も扱っているようです。
ケガの保険はケガをして通院・入院・手術などを保障してくれます。
月の保険料は約2000円ぐらいです。
我が家は医療保険に入っている為、その中のケガの部分から保険金がでました。
いま一度子どもに必要な保険を見直してみよう!
どんなに気をつけていても、突然の事故やトラブルは起こり得ることです。
あってはならない事ですが、お守りとして子供達のためにも少しでも備えておくことはとても大事な事だとおもいます。
子供たちにもお友達と楽しく過ごしてほしいですよね。
この3つの補償が付いているのかいま一度おうちで加入されている保険証券を確認してみてくださいね。